
銀座【着物2766】本場結城紬 生成色 縞に亀甲 幾何文
生成色の地に茶鼠色や藍色のごく細い縞や横段、亀甲絣を使い別けて、変わり市松風の幾何文が表現された紬織の着物です。こちらは特に証紙等はございませんが、国の重要無形文化財に指定される昔ながらの技法を守り、真綿から繊細な糸を手でつむぎだし絣を括り、地機で丹念に織り上げられた本結城と思われる一枚。そっと手で握れば程良い弾力としなやかな風合いが心地良く、ふんわりと軽やかな独特の布味を実感頂けます。オフホワイトと藍を主調としたシンプルな幾何文は合わせる帯の色柄を選ばず、清々しい景色はこれからの季節に爽やかに映えることと思います。着る程に水をくぐるほどに身体に馴染んでゆく本結城ならではの極上の着心地を、どうぞ長くお楽しみ下さいませ。
この商品のONLINESHOPページを見る銀座【着物2765】二代目久保田一竹作 裾暈かし付下げ (落款入)
一竹辻が花で一世を風靡した高名な染色家・久保田一竹さん、その独自の世界を引き継ぐ二代目一竹さんの作品から、美しい裾暈かしの付下げです。淡い秘色色を基調として、裾には様々な彩りが溶け合うオーロラのように幻想的な景色が配されたお品。別機によるどっしりとした生地には細い金糸による竹文や一竹辻ヶ花の文字が織り込まれており、光の加減で見え隠れする小さな煌めきがより重厚な趣きを添えていますね。格調を備つつも柄置きは控えめですので、帯合わせも幅広くお楽しみ頂けることと思います。無地感覚ながら華麗な存在感を備えた一枚、お祝いやパーティなどのお席にいかがでしょうか。
この商品のONLINESHOPページを見る銀座【着物2764】戸田雪心作 本加賀友禅 紬地訪問着 (落款入) 
紫水晶色、ウィステリアミスト辺りのお色目が近いでしょうか、白、グレイ、仄かな紫みが溶け合うクールな淡彩の紬地に、いろいろな種類の葉を花型のように放射状に置いた訪問着です。木の葉というよりは、サラダボウルに入っている野菜の葉のように思われる、色もかたちも様々な葉っぱが象るモダンなモチーフがとても爽やかですね。こちらは加賀染振興協会の厳しい落款登録制度の認可を得た本加賀友禅作家・戸田雪心さんの作。本加賀友禅の高度な手描きの技術が生きる確かな仕事が施されており、礼装としての訪問着とはまた異なる、軽やかな洒落みに現代的な洗練を感じます。小さな節が趣深く、滑らかで程良い光沢を備えたドレッシーな地風のお品、これからの季節に映える清々しい装いをお楽しみ下さいませ。
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