銀座【帯3052】上原初子作 首里花織 名古屋帯 (証紙付)
柳茶色から鶸茶色系の濃淡色を背景に、浮織りや手花織りを駆使した精緻な幾何文が並べられた名古屋帯です。柔らかなグリーンの横段と共に浮かび上がる花織り独特の可憐なモチーフが愛らしい、とても優しい趣きのお品ですね。沖縄では他にも特色ある花織が織られていますが、首里織のお品にはより細い糸を用いた繊細なお品が多く、こちらも高い技術が光る洗練された一点です。しっかりとした手仕事による織物ならではの力と存在感を備えながらも、合わせる着物を選ばない花織りの帯は、街着や軽い集まりなどにとても重宝頂けることと思います。ぜひこの機会にお手に取ってご覧くださいませ。
この商品のONLINESHOPページを見る銀座【帯3051】洛風林製 袋帯
光の加減で仄かに青みが浮かぶニュアンスのある黒地に、花をモチーフとしたモダンな円文を配した端正な表情の袋帯です。抑えた色遣いや胴前の美しい構成など随所に洗練を感じさせるお品、上質な無地感覚の紬や極型の江戸小紋などに合わせて頂けば、現代的な空間に映える凜として清々しい装いをお楽しみ頂けそうですね。こちらは時代に先んじた個性的な帯づくりで良く知られる洛風林さんの作、菱が浮かぶ薄手の素材はほんのりと軽い透け感がありますので、気温が上がる晩春から単衣時期、秋口などに爽やかにお使い頂けることと思います。ぜひこの機会にお手に取ってご覧くださいませ。
この商品のONLINESHOPページを見る銀座【帯3050】しな布 八寸名古屋帯
しな布は縄文期までその歴史を遡ることができる古代布の一つ。現在では山形県や新潟県の一部で僅かに織り継がれている稀少な織物です。しなの木の硬い樹皮を長い時間と手間をかけて糸に績み織り上げる布は丈夫で水にも強く、野趣豊かで力強い布味は夏の帯地としてもとても魅力的ですね。こちらは糸本来のナチュラルな薄茶色を背景に絵絣が織り出された八寸名古屋帯。緯絣で表現されたのは竹で編まれた蛇籠でしょうか、清流を連想させる素朴なかたちが涼を誘いますね。上布や夏織物・よそ行き浴衣など幅広い着物に合わせて、夏らしい爽やかな装いをお楽しみ下さいませ。
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