銀座【着物3617】本場白大島紬 笹蔓文(反端 証紙付)

淡い灰白色が近いでしょうか、僅かに灰みや黄みを含んだオフホワイトの地に淡いグレイの緯絣で、名物裂としてよく知られる笹蔓文が表現された本場白大島紬です。緯絣による表現は、経緯絣とはまた趣きが異なり、どこかほんのりと暈されたような表情が柔らかな印象ですので、総柄のお品でも主張が強すぎず、帯合わせも幅広くお楽しみ頂けますね。こちらのような白大島は紬のなかでもとりわけドレッシーな雰囲気で程良いよそ行き感があり、格調ある織名古屋帯や洒落袋帯などもさらりと受け止めてくれます。軽さや裾捌きの良さなど快適な着心地も本場大島紬ならでは。上品な名物裂のモチーフを置いた清々しい一点を、爽やかな秋の日のお出かけにいかがでしょうか。

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銀座【着物3616】刺繍 訪問着 薄柿色 秋草文

彩度をやや落とした薄柿色が近いでしょうか、落ち着いたグレイッシュなピンク系の地にほんのりと鈍色系の暈かしを置き、淡く浮かべた芝に秋草文のシルエットに重ねるように、萩や女郎花、菊花に桔梗などの秋草が精緻な刺繍で表現された訪問着です。同系色の淡彩に金糸を添えて細やかに表現された花々は、絹糸の豊かな光沢とともに優雅に輝いており、影絵のような背景との対比によってより奥行きある景色を創り出していますね。人の手と時間とを贅沢に費やす総刺繍の着物は、晴れやかなお席でもやはり一際の存在感を放ちますが、こちらのような柔らかな色調のお品ですと一歩控えた印象で、どなたにもお召しになりやすいことと思います。風情豊かな秋景色を写した美しい社交着、ぜひこの機会にご覧くださいませ。

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銀座【着物3615】誉田屋源兵衛製 洒落紋付 紙布 着物 黒色 無地(証紙付)

京で創業以来280年余の歴史を持ち、当代の鋭敏な感性と卓越した染織技術から生まれる個性豊かな作品で名高い老舗機屋・誉田屋源兵衛さんのお品から、「衣草紙」の名で発表された稀少な紙布の着物です。「衣草紙」は伝統ある京の黒谷和紙を用い、誉田屋源兵衛さんの技術と拘りによって僅かながら復活させたお品とのこと。顕微鏡でのぞいてみれば経糸には絹糸と和紙を細く裁断した紙布糸を交互に、緯糸には紙布糸のみが織り込まれており、この柔らかく肌馴染みの良い独自の風合いが、細かな毛羽のあるふくよかな表情の糸から生まれていることがわかります。敢えて黒ひと色で、というあたりも誉田屋さんらしく、陰影豊かなこの布の特性が生きる、洗練された景色が生まれていますね。絹のみのしなやかさや木綿の温かみ、ウールの柔らかさとも異なりますが、それでいてその全ての心地良さを備えているような質感は、他には見られないもの。選りすぐりの特別な素材が時を経て着込まれていくうちに、どのような変化を見せてくれるのかも楽しみですね。洒落紋付きですので、帯次第で様々な場面で活躍してくれることと思います。

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