銀座【着物2516】五代 田畑喜八作 縮緬地小紋 桜楓文 (落款入)

淡い墨色が近いでしょうか、重みのある落ち着いたグレイ系の地に紺鼠色や褐返色を効かせて、小さな桜や楓を配した小紋です。控えめな柄置きながら糸目の美しさや洗練された色味に卓越した技量を感じさせるお品、茶屋辻で知られる京友禅作家・五代田畑喜八さんの作品です。僅かな濃淡が使い別けられた独特の藍の色も、制作の礎に茶屋辻を置くこの方ならではのもの。古典的な桜と楓のモチーフ、そして藍濃淡と墨色の静かな二色というシンプルな材で、このように洗練された景色を創り出す着物の世界の奥深さに驚きを感じますね。もちろん帯合わせも自在、季節の染め帯から格高の袋帯まで、多彩な帯合わせをお楽しみ下さいませ。

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銀座【着物2515】絽付下げ 淡い若芽色 絞り 蜻蛉の図

極淡い若芽色が近いでしょうか、ほんのりと黄みを帯びたホワイトリリーの絽を背景に、優しい絞りに柔らかな筆を添えて枝花と共にふわりと舞う虫の姿が配された付下げです。淡い水色をまとった虫の儚げな様子は蜻蛉というよりはウスバカゲロウに見えて、清々しい淡彩と銀彩が表現する幻想的な世界に遊ぶ小さないのちに、短い夏の風情が香ります。夏衣ならではの季節の趣あふれる涼やかな一枚、帯合わせも様々に、お出かけやお呼ばれにお楽しみ下さいませ。

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銀座【着物2514】訪問着 白鼠色 水紋に吹き寄せの図

白鼠色が近いでしょうか、淡く明るいグレイの地の全体に水紋を置き、重ねて吹き寄せ文や椿の花などが散らされた訪問着です。上前の袵を中心に緩やかに広がり、ひたひたと波打つ水面を着物のかたちに配したお品、ゆったりとした動きを感じさせる大胆な構成ですが、細かな色柄はぐっと抑えられていますので着姿は意外なほどに静かな印象です。着る方や年齢を問わず、どなたにもお召しになりやすい一枚、訪問着ですが程良く控えた感は出番も多く、お出かけからお呼ばれ・パーティなど様々な場面で活躍してくれることと思います。

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銀座【帯3065】八重山上布 名古屋帯 (証紙付)

経糸に紡績の苧麻糸・緯糸には手績みの苧麻糸を用い、草木で染め、手機で織り上げられる沖縄・石垣島の八重山上布は、宮古島の上布と共に手仕事を尽くした贅沢な夏織物として良く知られています。白上布の名の通り、かつては白地に捺染の絣着尺を中心としていましたが、現在では豊富な植物染料と手括りによる多彩な染めによって、各地の上布の中でもとりわけ瑞々しい色遣いの作品が制作されていますね。今回のご紹介は、苧麻そのもののナチュラルな亜麻色と藍色の濃淡によって爽やかな格子文が表現された夏の名古屋帯、素材独特の強い張りやひんやりとした手触りが清々しく、夏織物や上布などの装いに一層の涼味を添えてくれることと思います。

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銀座【帯3064】西陣 川島織物製 本袋帯

灰青色が近いでしょうか、僅かに青みを含んだ淡いグレイの地に、砥粉色や鳩羽鼠色、薄い洗柿色など穏やかな淡彩に金銀糸を添えて、様々な垣を表現した垣尽くしの袋帯です。竹や柴などを用いた装飾性の高い垣が折り重なる景色はなかなかみかけない個性的なもの。それぞれが完成度の高い幾何文となっており、凛として甘さを抑えた景色がモダンな印象ですね。本来花木と共に在ることの多い垣ですので、折々の花々をモチーフに用いた着物にはとりわけ良く映えることと思います。こちらは西陣を代表する老舗機屋・川島織物さんの作、上質な素材を用いて確かな技術で織り上げられる帯は、しなやかな風合いや締め心地の良さでも定評があります。この機会にどうぞお手に取ってご覧くださいませ。

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