銀座【着物4204】田嶋秀之作 本加賀友禅 夏 訪問着「半鐘蔓に流水」(反端 証紙付)

ごく淡い灰桜色が近いでしょうか。仄かに紫みを含んだ薄いグレイの地に、ほっそりとした水の流れに沿わせるようにオフホワイトの場と淡い薄色の裾濃ぼかしを置き、楚々とした趣の花葉が散らされた夏の訪問着です。描かれたのは半鐘蔓。下を向いて咲く花の姿が半鐘に似ることから名されたそうですが、俯いているかのような可憐な花の表情がとても愛おしいですね。緯糸に通した強撚糸が作る繊細なしぼのさらさらとした手触りが、汗ばむ時期の心強い味方となってくれる清涼感あふれるお品。こちらは加賀染振興協会の厳しい落款登録制度の認可を得た本加賀友禅作家 田嶋秀之さんの作品。加賀友禅の特徴である写実的な表現はそのままに、空間を生かしたすっきりとシンプルな構成に上品な洗練を感じます。どなたにも好感度の高い一枚、お出かけからパーティ、お茶席など様々な場面でお楽しみくださいませ。

この商品のONLINESHOPページを見る

銀座【着物4203】人間国宝 小宮康孝作 絽 江戸小紋(反端付 落款入)

露草色が近いでしょうか。やや紫みをおびた穏やかなブルーの絽に繊細な立涌が染め上げられた夏の江戸小紋です。ほっそりとした縞が付かず離れずすうっと流れる美しい立涌文。なだらかに揺れる縞は毛万筋のような緊張感とはまた異なる柔和な表情を備えており、甘さを抑えつつも着る方の女性らしさを優しく引き出してくれますね。裏面には菖蒲文が染められており、裾がかえる度に小さなかたちがちらりとのぞくさりげない趣向にも心弾みます。こちらは国の重要無形文化財保持者として多大な功績を遺された小宮康孝さんの作品、数多い縞のバリエーションの中でも程良いきちんと感のあるお品ですので、合わせる帯次第で街着から改まったお席まで、幅広い場面で活躍してくれることと思います。西武さんの扱い、ぜひお手に取ってご覧くださいませ。

この商品のONLINESHOPページを見る

銀座【帯5246】西陣 河合美術織物製 絽 袋帯

白の芯を仄かに透かした全体のお色目の印象は墨色が近いでしょうか。張りのある黒の絽地に煌めく金糸で笹のモチーフが配された夏の袋帯です。白のつややかな絹糸でふっくらと縁取られた金の笹が並ぶ景色はとても晴れやか。どこか雪持ちを思わせる景色が盛夏の装いに涼を運んでくれそうです。幾何文のように整えられたモダンなかたち、そして黒と金が醸す重厚な趣きに独特の存在感が光る一点。こちらは唐織などフォーマル性の高い帯ではとりわけ定評ある西陣の名門・河合美術織物さんのお品です。夏の格高小紋から付下げ・訪問着などに合わせて、格調ある夏の装いをお楽しみくださいませ。

この商品のONLINESHOPページを見る