銀座【帯3383】琉球花織 名古屋帯

黒に近いほどに色を深めた濃藍の地に、グレイの濃淡による精緻な緯浮花織によって端正な幾何文を配した名古屋帯です。花織の合間には緯絣がすっきりと置かれたお品、細い糸を用いたさらりとした地風は薄手で軽く清涼感があり、これからの季節にはとりわけ気持ち良くお使い頂けそうですね。モノトーンに近い静かな彩りが創る景色はとても洗練された雰囲気があり、可愛らしい色柄が多い花織にはなかなか見かけないシックな趣きがとても印象的です。沖縄では様々な産地で花織が織られており、証紙等の情報が無い場合には断定はいたしかねますが、絣を併用した繊細な織り味からは、南風原の花織を思わせます。手仕事が尽くされた布ならではの確かな存在感を備えた沖縄の花織の帯は、紬や小紋などの装いにとても重宝なもの。ぜひこの機会にお手に取ってご覧くださいませ。

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銀座【帯3382】日本工芸会正会員 木原明作 塩瀬地染名古屋帯 (反端付・落款入)

帯幅の 1/3 程に青丹色の暈かしを置いた象牙色の塩瀬地に、絞りと友禅の技法を併用して花葉が表現された染名古屋帯です。モダンなモチーフに姿を変えていますが、特徴あるかたちは河骨でしょうか、すっと長い茎を伸ばして咲く可愛らしい花の生命力が、瑞々しく輝いていますね。こちらは染色作家・故 木原明さんの作品。木原さんは小倉建亮さんに師事、のちに辻が花染から学んだ絞り、そして友禅の双方を併用した独自の作風を確立し、日本工芸会正会員として活躍なさいました。絞りならではの柔らかな滲みと、細い糸目がきりりと縁取る精緻な友禅…対照的な二つの表現が互いを引き立て合い、木原さんらしい透明感のある世界が生まれていますね。縹色や支子色などを効かせた独特の色遣いも新鮮で、作家作品ならではの存在感が紬や小紋などの装いを個性豊かに引き立ててくれることと思います。

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銀座【帯3381】読谷山花織 名古屋帯 (反端証紙付)

潤色が近いでしょうか、淡いグレージュ系の紬地に滅紫色から鳩羽色、千歳緑から若菜色のグラデーションが美しい装飾的な幾何文様が織り出された読谷山花織の名古屋帯です。光沢ある太糸を用いてふっくらと立体感のある文様を表現する刺繍のような手花織を中心に、間には綜纊を用いる繊細な緯浮花織が挟まれており、優しく穏やかな彩りが溶け合う微笑ましい景色にほっと心和みますね。伸びやかに象られたひとつひとつのモチーフには、北欧のステッチによる花々を思わせるような独特のモダンな愛らしさが感じられ、人の手と時間とが存分にかけられた沖縄の織物ならではの温かな存在感が、印象的な後ろ姿を創ってくれることと思います。紬や木綿などカジュアルな装いにいかがでしょうか。

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