銀座【着物2540】銀座志ま亀製 小紋 抹茶色 鳳凰の丸文や菊花・梅花などの図

やや黄みを抑えた抹茶色が近いでしょうか、落ち着いた淡い黄緑系の地に菊花や梅花、鳳凰の丸や笹文などが散らされた小紋です。こちらは銀座の老舗呉服店・志ま亀さんのお品、上品な華のある色遣いやほっと心和む愛らしいモチーフにこのお店らしいはんなりとした個性が光ります。地色を生かした格調ある飛び柄の小紋ですので、染め帯を合わせて頂けば気軽な街着に、また少しフォーマル感のある袋帯を合わせて頂けば、改まったお席やお正月などの装いにもお楽しみ頂けそうですね。この機会にぜひお手に取ってご覧くださいませ。

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銀座【着物2539】伊兵衛織 矢鱈縞 着物 (しつけ付)

玉繭から引いた糸を丁寧に染めて手機で織り上げる伊兵衛織は、極太の糸を用いたふっくらとしなやかな風合いが持ち味の工芸色豊かな織物です。こちらは緯糸には墨色を、経糸には青碧や墨、水浅葱や褐返、遠州茶や香色に葡萄茶などを用いた不規則な矢鱈縞。ニュアンスのある美しい色の合間に、個性的な彩りが穏やかに溶け込み、素朴でありながら洗練を感じさせる美しい景色が生まれています。コントラストがはっきりとした縞というものは、着手にとってはなかなか手強いものですが、伊兵衛さんのお品だけは不思議な例外です。着る人を護ってくれる強さと申しましょうか、袖に手を通しますとしゃんと背筋が伸び、着物に助けられて幾分割り増しでしっかり者になったような心地さえいたしますね。格子や縞、無地…それぞれに魅力的な伊兵衛織ですが、こちらの矢鱈縞は色選びや配置が絶妙で、作り手の優れた感性がとりわけはっきりと表れているような気がいたします。既に閉じられた伊兵衛工房、遺されたお品を大切に、その奥深い魅力をお楽しみ下さいませ。

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銀座【着物2538】千總製 小紋 象牙色 楓文 (しつけ付・端布付)

清々しい象牙色の地に色とりどりの楓の葉を散らした、はんなり優しい雰囲気の小紋です。柿茶や褐色、木蘭色、柳茶などひと色抑えた挿し色、葉脈にほっそりと添えた金彩が品の良い華やぎを見せてくれますね。青楓や紅葉を思わせる葉が混在していますから、秋口にも春先にも長くお召し頂けそうです。こちらは京友禅の老舗・千總さんの作。程良い重みのある上質な生地を用い、丁寧な仕事が為された正統派の小紋ですのでどなたからも好感度が高く、お出かけやお稽古、帯次第で少し改まったお席まで、様々な場面で安心してお楽しみ頂けますね。この機会にいかがでしょうか。

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銀座【帯3086】出羽の織座製 紬地名古屋帯 紺定 正藍型染 菊唐草文 (端布付)

阿波藍による伝統的な正藍型染の技法を守り続けてこられた紺定・田中昭夫さん作の名古屋帯です。藍の濃淡に紅殻の赤を添えて表現されたのは菊唐草でしょうか、大きくうねる波のような唐草がきりりと染め上げられた力強い景色がとても印象的ですね。藍の美しさを極めた方が染め下地としてお使いになる布はやはり糸質風合い等にも拘って選び抜かれたもの。こちらも節立った糸をざんぐりと織り上げた素朴で野趣豊かな紬が用いられています。使い込まれ、長いときを経て枯れた藍木綿の深い味わいは良く知られるところですが、この方の作品にはそのような布と並べても遜色ない風格を感じます。一切の妥協を許さぬ厳しい仕事を重ねてこられた田中さんは、令和を待たずこの二月に亡くなられたとのこと。作り手が世を去っても、遺された布たちはきっとその寿命を終えるまでの長いときを、多くの方に愛され輝き続けていくことと思います。米沢の「出羽の織座」さんの扱い、ぜひお手元でご覧くださいませ。

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銀座【帯3085】森健持作 紬地染名古屋帯 江戸鼠色 辻が花文 (落款入)

江戸鼠色が近いでしょうか、灰みを帯びた薄茶系の紬地に黒橡や海松色の雲取り、所々に温かみのある江戸茶を効かせて繊細な辻が花文が表現された名古屋帯です。こちらは辻が花の復元で知られる小倉建亮さんに師事、その高度な技術を受け継ぐ染色作家・森健持さんの作品。モダンにアレンジされた軽やかな作風のものも制作なさる森さんですが、こちらは絞りの糸入れの縫い目の細やかさ、カチン描きの描線の美しさが際立つ、重厚感のある正統派の辻が花文です。ふわりと滲む絞りの柔らかさ、そして技巧が冴える墨色の配置、対照的な二つの表現が溶け合う景色が辻が花の魅力。確かな仕事から生まれる気品が紬や小紋の装いを凛と引き立ててくれることと思います。

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