銀座【着物2764】戸田雪心作 本加賀友禅 紬地訪問着 (落款入) 

紫水晶色、ウィステリアミスト辺りのお色目が近いでしょうか、白、グレイ、仄かな紫みが溶け合うクールな淡彩の紬地に、いろいろな種類の葉を花型のように放射状に置いた訪問着です。木の葉というよりは、サラダボウルに入っている野菜の葉のように思われる、色もかたちも様々な葉っぱが象るモダンなモチーフがとても爽やかですね。こちらは加賀染振興協会の厳しい落款登録制度の認可を得た本加賀友禅作家・戸田雪心さんの作。本加賀友禅の高度な手描きの技術が生きる確かな仕事が施されており、礼装としての訪問着とはまた異なる、軽やかな洒落みに現代的な洗練を感じます。小さな節が趣深く、滑らかで程良い光沢を備えたドレッシーな地風のお品、これからの季節に映える清々しい装いをお楽しみ下さいませ。

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銀座【着物2763】浦野理一作 繍一ッ紋 縮緬地付下げ小紋

染織家・浦野理一さんの作品から、薄柿色のどっしりとした縮緬地に江戸小紋の行儀を崩したようなよろけの斜め格子を置き、紫黒色に金彩を添えたあでやかな蝶を裾に配した繍一ッ紋の着物です。全体の色調としては灰梅色が近いでしょうか、落ち着いたベージュローゼ系の柔らかなお色はお顔映りも良く、着る人を上品な華でふわりと包んでくれそうですね。網の目のようにも見える背景は繊細ながらも整いすぎず、シボの深い縮緬独特の質感がうねるような動きにより奥行きを与えています。ほんのり甘やかな背景とは対照的に、シックな色に金を効かせた幻想的な蝶の姿は浦野さんの友禅らしくとても力強い表現。着物からふっと抜け出して来そうな気配に作り手の技量が光ります。お出かけから改まったお席など様々な場面でお楽しみ頂ける個性豊かな一点、この機会にぜひお手に取ってご覧くださいませ。

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銀座【帯3356】浦野理一作 経節紬 名古屋帯 藍色地 幾何絣

日本各地の染織品に関する深い造詣を基に、紬織りや絣、友禅や紅型、更紗等々伝統的な技法による着物や帯を、選び抜いた素材と妥協のない手仕事によってより贅沢なかたちで制作なさった浦野理一さんの作品です。こちらは黒みを帯びた深い濃藍色の地の両縁に白糸の縞を置き、大ぶりの絵絣の幾何文を中央に配した紬の名古屋帯。藍と白の世界に細く走る経縞の鮮やかな緑がすっきりと効いていますね。この方の作品独特の節立った太糸を用いた野趣豊かな質感が支える、絣文の素朴ながら力ある表情がずっしりと心に響く名品、カジュアルな紬帯ながら浦野さんの作品ならではの確かな品格が、装いを凛と引き締めてくれることと思います。

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