銀座【着物3714】染五ッ紋 黒留袖 波に貝合わせの図(余り布付)

迫力ある大波を背景に精緻な金駒刺繍や金彩を贅沢に添えて、松梅に椿、菊花や杜若、楓や秋草など四季折々の花木をのせた貝合わせ文がゆったりと配された染五ッ紋の黒留袖です。琳派の世界を思わせる華麗な景色が繊細な手技を駆使して表現されており、細部まで心配られた確かなお仕事から生まれる重厚な存在感が、着る人を晴れやかに引き立ててくれることと思います。どのようなお席でも安心してお召し頂ける第一礼装の優品、ぜひお手元でご覧くださいませ。銀座や九州で上質な着物や帯を扱う名店 きもの創り玉屋さんの扱いです。

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銀座【着物3713】小紋 柑子色 宝尽くしに松竹梅など(畳紙付)

柔らかく色みを整えた柑子色が近いでしょうか。明るい橙系を背景に松竹梅や宝尽くし文、鶴に青海波、亀甲花菱や七宝文など様々な吉祥文を賑やかに散らした晴れやかな小紋です。こちらは銀座の老舗呉服店・志ま亀さんの作、自社工房で制作されるオリジナルの着物や帯は、選び抜かれた色の美しさや女性らしく洗練された個性が際立っており、多くの方から長く愛され続けていますね。蒲葡色や代赭色、砥粉色や柳茶色など古典的ながら志ま亀さんらしいニュアンスが香る色構成は、心弾む華やぎを備えながらも程良く落ち着いた印象です。新春のお出かけやちょっとしたお祝いの席など、合わせる帯次第で幅広い場面でお楽しみ頂けることと思います。ぜひこの機会にお手に取ってご覧くださいませ。

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銀座【着物3712】米沢新田製 真綿手引紬「かぎろい」(反端 証紙付)

鳥の子色や蒸栗色、枯草色など黄みを帯びた穏やかな彩りに仄かに墨色や黒茶色、青白橡色などの挿し色が柔らかく溶け込む、不規則な横段の紬織の着物です。経糸と緯糸の様々な色が複雑に絡み合うことで生まれた繊細な表情が印象的な一枚、こちらは紅花を始めとする草木染めの上質な紬の織り元として知られる米沢の新田工房さんの作で「かぎろい」と銘されたお品です。陽炎には二つの意がありますが、今回は明け方の光を指しているのでしょうか。静かな黄色を基調に置いた繊細なグラデーションにそんな美しい景色が重なります。新田さんの紬は上質な真綿糸を用いていますので、軽くふっくらとした風合いも魅力ですね。もちろん帯合わせも自在、季節の染め帯から工芸的な織り帯など、様々な着こなしをお楽しみ頂けることと思います。

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