銀座【帯3061】西陣 紋屋井関製 御寮織 袋帯

経糸には亜麻色に藤煤竹色や栗梅色、檳榔子染色の段替わりを置き、緯糸に用いた幅のある金の箔糸で松皮菱や花菱、籠目などの格調高い割付文が表現された袋帯です。透け感はございませんが、よろけ織りによる繊細な表情と華麗な金糸の煌めきが相俟って生まれた、薄物のような景色がとても優雅な印象ですね。こちらは室町期より御寮織物司として宮中の装束などを手掛けてこられ、今も西陣屈指の歴史を誇る機屋として格調高い帯を創り続けておられる紋屋井関さんの作。極上の素材を惜しみ無く用いた最高級の帯として知られる御寮織のお品です。重厚な存在感を備えながらも帯としての締め心地は驚く程軽くしなやか。改まったお席やお祝いのパーティなど、様々な場面で気品香る装いをお楽しみ下さいませ。

この商品のONLINESHOPページを見る

銀座【帯3060】西陣 洛陽織物製 夏袋帯

西陣で120年以上の歴史を誇る老舗機屋・洛陽織物さんのお品から、爽やかな夏の袋帯です。灰白色が近いでしょうか、僅かに色味を含んだ白のさっくりとした絽の地に道長取りのかたちで配されたのは、有栖川文や花兎文、蜀江錦などの格調高い名物裂のモチーフ。優しい淡彩の表現やほっそりと流れるような構成が、重厚な名物裂に夏らしい清澄な趣きを添えてすっきりと引き立たせています。絽を通してほんのりと透ける銀糸の揺らめきも涼を誘うお品、夏の改まったお出かけやお呼ばれにいかがでしょうか。

この商品のONLINESHOPページを見る

銀座【帯3059】しな布 捩り織 八寸名古屋帯

しな布は縄文期までその歴史を遡ることができる古代布の一つ。現在では山形県や新潟県の一部で僅かに織り継がれている稀少な織物です。しなの木の硬い樹皮を長い時間と手間をかけて糸に績み織り上げる布は丈夫で水にも強く、野趣豊かで力強い布味は夏の帯地としてもとても魅力的ですね。こちらは糸本来のナチュラルな薄茶色一色で、全体に捩り織が施された贅沢な八寸名古屋帯。素朴なレースのように全体に隙間を取ることで強い張りも程良く抑えられ、より扱い易い風合いとなっています。元々熱が籠もりにくい布ですが、さっくりとした涼しげな地風は通気性も良く盛夏にも快適にお使い頂けることと思います。上布や夏織物、よそ行き浴衣などの装いにいかがでしょうか。

この商品のONLINESHOPページを見る

銀座【着物2513】中島清志作 越後本上布 黒色 雪輪文 (端布付)

黒地に精緻な小絣を駆使した地抜きで、雪輪重ねを配した越後上布です。こちらは経糸には紡績糸を、緯糸の一部に稀少な手績み糸を用いたもので、更に数段おきに強い撚りをかけた糸を織り込むことで微かなシボ感を生み出した珍しいお品。着用時には布が肌から僅かに離れることで、より優しい清涼な着心地をお楽しみ頂けそうですね。塩沢紬の伝統工芸士として、また国指定重要無形文化財・越後上布・小千谷縮布技術保存協会制作者としてこの地の伝統織物を守り続ける中島清志さんの確かな技術による一枚、ぜひこの機会にお手に取ってご覧くださいませ。

この商品のONLINESHOPページを見る

銀座【着物2512】新田秀次作 紅花紬 銘「疎林」 (端布付)

かつては隆盛を極めた紅花染め、戦後一旦は途絶えたその染めを大変なご苦労の末に見事に蘇らせたことで知られる、米沢の新田秀次さんの作品です。英行さんへと引き継がれた新田さんの工房は、以来米沢を代表する紅花紬の機屋さんとして広く知られていますね。紅花を用いた染めが数多く見られるようになった昨今ですが、やはり新田秀次さんの作品を手に取ると、贅沢に染料を用いた本物の紅花染めによる彩りの美しさに改めて驚かされます。こちらは経糸に多彩な色をランダムに置いたよろけ織り、紅花染に藍や草木染による様々な色を寄り添わせて、穏やかな段替わりの景色を表現した銘「疎林」。ほのかに霞がかったように溶け合う色たちが創る優しい世界をどうぞお楽しみ下さいませ。

この商品のONLINESHOPページを見る