銀座【帯5453】首里ロートン織 名古屋帯(反端 証紙付)

琉球王府の貴族や士族のための衣服として織り継がれてきた首里織は、花倉織・首里花織・道屯(ロートン)織・手縞・綾の中・総絣など様々な種類に別けられます。今回ご紹介の帯はロートン織の技法が用いられた九寸織名古屋帯。濃藍色を背景に橙色に刈安色、紅色などを縞に置き、繊細な経糸浮織が配されています。糸を浮かせた箇所は色も絹糸の光沢も凝縮されたようにくっきりと際立ち、緻密な織りによって生まれた景色は、可愛らしい花織等とは趣きの異なる、凛としてモダンな表情が魅力です。丁寧な手仕事が重ねられた沖縄の染織品ならではの確かな存在感が光る一点、紬や小紋に合わせて上質なカジュアルスタイルをお楽しみくださいませ。

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銀座【帯5452】西陣 龍村美術織物製 たつむら 袋帯 銘「古鏡紋」 

黒色の地に華麗な唐草文様で装飾された古鏡が折り重なるように配された袋帯です。金糸と白糸を中心に、所々に絡められた鮮やかなブルーやピンク、グリーンのラメの平箔糸が黒色との美しいコントラストを見せてくれるお品。精緻な織りから生まれる陰影や繊細な表情が、景色に深い奥行きを創り出していますね。こちらは西陣 龍村美術織物さんの作、贅沢な帯づくりで知られる名門ならではの確かなお仕事は、色柄のみならず軽くしなやかな締め心地にもはっきりと現れており、どなたも安心してお使い頂けることと思います。格調高い古典意匠をモダンな色遣いが際立たせる美しいフォーマル帯、春のお出かけやお呼ばれにいかがでしょうか。

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銀座【帯5451】西陣 桝屋高尾製 ねん金綴錦 袋帯「繁菱に丸文」(反端 登録証付)

西陣の名門機屋 桝屋高尾さんの代表作として広く知られている、ねん金綴錦の袋帯です。ねん金綴錦は金箔を巻き付けた真綿糸を用いて製織されており、奥深い輝きと真綿の軽やかな質感を併せ持つ独特の景色が、晴れやかなお席の装いを華やかに引き立ててくれるフォーマルの名品ですね。今回のご紹介は、煌びやかな金色の地に四ッ菱が整列する繁菱文を置き、色みの異なる金糸や深い朱色、滅紫色をのせた向かい蝶や向かい鳳凰の丸文が重ねられた、銘「繁菱に丸文」。有職文様にも見られる典雅な意匠は端正かつ高い格調を備え、贅沢に金糸が用いられた重厚な表情は、紋付色無地から訪問着、留袖や振袖などの礼装に安心してお使いいただけることと思います。どうぞこの機会にお手に取ってご覧くださいませ。

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