銀座【帯6210】本場黄八丈 八寸織名古屋帯 黒色 無地(反端 証紙付)
八丈島に伝わる黄八丈は、島に自生する八丈刈安、マダミ、そして椎と泥染めから得た金茶、鳶、黒の3色の糸を用い、手機で織り上げられる上質な絹織物です。上記を材として、多大な手間と体力を要する作業を20回から40回も繰り返すという難儀な仕事を重ねて染め上げられた美しく堅牢な色は、どのお色目も眩しいほどの艶やかさを備えており、その輝きをそのまま映し出した織りの景色には、他にはない個性が感じられます。こちらは黒色無地の八寸名古屋帯。椎の樹皮で十数回下染めした後、泥に浸けて更に4、5回染め重ねる、という作業を繰り返す、とりわけ手が掛かり難しい黒染め。加えて草木染による無地のお品は糸の色斑などがとりわけ目立ちやすく、染め織り共に大変な気遣いがなされていることと思います。黄八丈の黒は深々として艶やかで、様々な色味を奥底に含んだニュアンス豊かな表情が魅力ですね。また底光りのする八丈ならではの色を引き立てるどっしりとして陰影豊かな地風は、とてもしなやかで扱い易く、締め心地の良さにも定評があります。どのような色柄もすっきりと引き締めてくれる黒の無地帯は、お手元にご用意いただくととても重宝なもの。ぜひこの機会にお手に取ってご覧くださいませ。
この商品のONLINESHOPページを見る銀座【帯6209】西陣 俵屋製 京袋帯 青丹色 葡萄唐草文
印象は青丹色が近いでしょうか。経糸には千歳緑色、緯糸には山吹茶色を用いた、玉虫のような複雑な光沢を見せる鈍いグリーン系の地に、正倉院裂として名高い葡萄唐草文が表現された全通の京袋帯です。格調高い古典意匠が端正な織りで表現された典雅な趣きのお品。金糸を用いずとも上質な絹糸の輝きが実に晴れやかな表情を見せており、やわらかものはもちろん、本結城など上質な無地紬などにも合わせて頂けますね。お出かけから少し改まった場面まで、様々な機会で活躍してくれそうです。こちらは「有職織物」の重要無形文化財保持者として気品豊かな作品の数々を制作なさった喜多川平朗さん、俵二さん率いる西陣の名門 俵屋の作。室町の頃から高貴な装束の製織を担ってきた機ならではの清澄な存在感が、装いを凛と引き立ててくれることと思います。裏面は黄唐茶色一色で幸菱が配されており、リバーシブルでお使いいただけるようです。ぜひこの機会にお手に取ってご覧くださいませ。
注) 京袋帯:袋帯と同じ袋状のかたちですが、名古屋帯と同じ長さとなっており、一重太鼓でお使いいただく帯です。
銀座【帯6208】西陣 川島織物製 本袋帯
金箔をまばらに散らした平箔糸を緯糸に通した黒色を背景に、微かに浮かぶ唐草文と共に華麗な唐花文や樹下双獣文が、様々な色調の金銀糸や錆御納戸色、煉瓦色の彩りを乗せたラメ糸によって表現された本袋帯です。共に上代の代表的な文様としてよく知られる意匠。精緻な織りによる贅沢な唐花、ナツメヤシを挟んで二頭の獅子が相対する勇壮な姿が、装いに贅沢な存在感と西域のエキゾティックな趣きを運んでくれることと思います。こちらは西陣指折りの名門 川島織物さんの作。上質な素材を用い、高い技術で製織した本袋帯は色柄のみならず、軽くしなやかな締め心地やお太鼓のかたちの決まりの良さでも定評がありますね。正統派古典の高い格調を備えつつも、迫力ある着物もしっかりと受け止める力強い個性を感じさせる優品。秋冬のパーティシーズンにいかがでしょうか。
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