銀座【着物3947】訪問着 水柿色 四季花文

社交着、と聞いて心に浮かぶイメージをそのまま綺麗に映し出したかのような、格調高い正統派古典意匠の訪問着です。お色目はやや明度を落とした水柿色が近いでしょうか。ゆったりと錫色や萌黄色の霞を棚引かせたサーモンピンクの地に、松竹梅や菊花、秋草に桐花、桜に藤など四季折々の花を表現した優美なモチーフが、上品な彩りと共に華やかに表現されたお品。金彩や金駒刺繍による煌めきも清々しく、若い方の礼装として申し分のない一枚ですね。どなたからも好感度が高く、様々なお席で安心してお召し頂けることと思います。袷の時期を通して、様々な場面でお楽しみ下さいませ。

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銀座【着物3946】本場結城紬 縞によろけの経絣(証紙付)

季節が移り袷の季節を思うとき、やはり真っ先に頭に浮かぶのは本結城のふんわりとした優しい布味でしょうか。真綿から時間をかけて手でつむぎ出された糸を経緯に用いて、地機で丹念に織り上げられた本結城。それぞれの工程で熟練の技を尽くし、長い時間をかけて制作された贅沢な紬は、どなたにとっても心満たされるとっておきの一枚となることと思います。こちらは緯糸に穏やかな黒を通し、経糸には黒茶から黄みを含んだ茶、茶鼠色や絹鼠、薄縹など様々な色をごく細かな縞に置いたお品。加えて縁部分には淡彩を集めて立涌風によろけた経絣が配されています。本結城ではなかなか見かけない大胆な構成、そして渋く落ち着いた色遣いがとてもモダンで、個性が光る新鮮な着こなしをお楽しみ頂けそうですね。秋冬のお出かけにいかがでしょうか。

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銀座【着物3945】刺繍 付下げ 黒色 蔓花の図(余り布付)

深い黒色の地に、伸びやかに蔓を伸ばす愛らしい花の姿が精緻な白糸刺繍で表現された付下げです。白糸に溶け込む仄かな淡彩や銀糸の小さな煌めきによって、白黒の強めのコントラストが僅かに抑えられ、柔らかなニュアンスが引き出されたお品。滑らかな曲線を描く蔓花から生まれた可憐な表情が、甘撚りの絹糸の光沢、ふっくらとした刺繍の質感と相俟って、優雅な存在感を放っていますね。一歩控えた付下げのかたちながら、訪問着と同格の品格を備えており、お呼ばれや華やかなパーティなどのお席でも安心してお楽しみ頂けることと思います。ぜひこの機会にお手に取ってご覧くださいませ。

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銀座【着物3944】本場結城紬 茶鼠色 細縞(反端 証紙、奥順鑑定書付)

縞の本結城と言えば、きりりとして洒脱な風情が憧れを集める大人カジュアルの基本アイテムですね。縞の太さや色のコントラストによって、小粋な雰囲気のお品から凛として知的な趣きのものまで様々ですが、今回のご紹介はどなたにもお召しになりやすい無地感覚の一枚です。緯糸には茶鼠色を通し、経糸には潤色から檳榔子染色への濃淡色が極細い縞に置かれており、グレージュ系の繊細なグラデーションが緯糸を共有することで、経に流れるすっきりとした縞の個性はそのままに、調和の取れた穏やかな景色が生まれています。本場結城紬は、経緯に用いられる手紬ぎの糸づくりから染め、織りまでの数多くの工程でそれぞれ手間暇を惜しまぬ熟練の職人さんの手を経て生み出されます。真綿の特質をそのまま残したふっくらと柔らかく優しい着心地は、たくさんの方の入念なお仕事が積み重ねられてこその恩恵ですね。無地と同様に合わせる帯を選ばず、長くご愛用いただける一枚、ぜひこの機会にご覧くださいませ。

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銀座【着物3943】千總製 染三ッ紋 色留袖 茶鼠色 松枝の図(畳紙付)

白く抜いた紋を背に、堂々たる裾模様を従える留袖の装いは、日本の第一礼装として世に誇るべきもの。式典を彩る重厚な華としての大切な役割も担っていますね。こちらはやや明度を落とした茶鼠色が近いでしょうか、落ち着いたグレージュ系の地に見事な松の老木が伸びやかに描かれた、格調高い染三ッ紋の色留袖です。墨絵のように淡く描かれた枝葉のシルエットに重ねて、金糸や仙斎茶、岩井茶に枯茶などの色糸を用いた精緻な刺繍が施されたお品。由緒ある古寺の襖絵を思わせる迫力ある画に、贅沢な刺繍が深い奥行きを与える逸品です。創業460余年を誇る京友禅の老舗・千總さんの作、染めや繍いの丁寧な仕事は、染繍の様々な工程それぞれに熟練の技術を持つ専属の職人が伝統を引き継いできた指折りの老舗ならでは。気品あふれる静謐な景色に包まれて、どのようなお席にも安心な風格ある正装をお楽しみ頂けることと思います。ぜひお手に取ってご覧くださいませ。

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銀座【着物3942】縮緬地 訪問着 灰梅色 萩の図

秋という季節がある種の感傷を誘うためでしょうか。四季折々の風物を写した着物や帯の中でも、秋草が描かれた景色にはとりわけ心動かされるように思います。落ち着いた淡彩を背景に萩の花が静かに佇むこちらの訪問着もそんな趣き豊かな一枚ですね。灰梅色が近いでしょうか。グレイッシュな大人のピンクの地に金彩の縁取りや箔散らしを添えて、シックな利休鼠や藍媚茶に小さく蘇芳色を効かせた萩の花葉がゆったりと広がっています。甘すぎず、それでいて上品な女性らしさが光る美しい表情は、社交着としての華やぎを備えながらもどなたからも好感度が高く、さまざまな場面で楽しくお召し頂けることと思います。秋のお呼ばれにいかがでしょうか。

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