銀座【着物2534】宮古上布 濃藍色 幾何装飾文

銀座【着物2534】宮古上布 濃藍色 幾何装飾文

夏織物の最高峰として知られる宮古上布です。こちらは吸い込まれるような深い藍地に精緻な小絣の地抜きで、入れ子の網目文に四弁花を表現した着物。経緯手績みによる繊細な糸を贅沢に用い、細かい絣を括り琉球藍で染め上げ、乾燥に弱く切れやすい糸を宥めながら複雑な文様を丹念に手機で織り上げた、宮古上布ならではの気品あふれる一枚です。熱の籠もらないひんやりとした手触り、極薄手でありながらふわりと風を捉える張り、盛夏の陽差しに映える独特の光沢…厳しい暑さから着る人を優しく護ってくれる稀少な美しい布を、ぜひこの夏こそお手元にお呼び下さいませ。