銀座【帯3110】西陣 山口弘躬工房製 袋帯「里の花」
藍墨茶色が近いでしょうか、やや青みを含んだシックなグレイ系の地に様々な秋の花木が表現された風趣豊かな袋帯です。全体に重ねられた芝の狭間から、菊花に竜胆、山葡萄や烏瓜などの草木がそっと顔をのぞかせる印象的な構図が、秋深まる気配を静かに物語っていますね。落ち着いた彩りをのせた絹糸の光沢が映える、ふっくらとした織りの表情が雅な華やぎを運ぶお品、秋のお出かけやお呼ばれにいかがでしょうか。こちらは高度な唐織の技術を生かした作品で名高い西陣の名機・山口弘躬さんの作品です。