銀座【着物2601】浦野理一作 経節紬 銀鼠色 無地
銀座【着物2601】浦野理一作 経節紬 銀鼠色 無地
真綿から人の手で丹念につむぎ出される節のあるふくよかな糸、製織の難しいこの太い節糸を用いた経節紬は、浦野理一さんの代名詞とも言える味わい豊かな織物ですね。こちらは銀鼠色が近いでしょうか、明るいグレイ系の清々しいお色目の無地の紬です。合わせる帯次第で様々な場面で活躍してくれる上質な無地紬は、現代のワードローブに欠かせないアイテムとなっていますが、中でも浦野理一さんの経節紬は別格の魅力を備えた一点。素朴で野趣ある布味は一般的な紬とは全く異なるどっしりとした存在感があり、作家作品など力のある帯もしっかりと受け止め、引き立ててくれますね。今回ご紹介のお色は気品香る美しいお色がとりわけ印象的です。ぜひこの機会にお手に取ってご覧くださいませ。