銀座【着物2616】日本工芸会正会員 小倉淳史作 辻が花 訪問着 (落款入)
銀座【着物2616】日本工芸会正会員 小倉淳史作 辻が花 訪問着 (落款入)
辻が花の復元に尽力した父・建亮さんから引き継いだ友禅と絞り双方の高度な技術を基に、美を追究し続ける日本工芸会正会員・小倉淳史さんの作品です。こちらは藤色の濃淡暈かしを背景に蔦の葉やつつじなどが表現された訪問着。ほんのりと女性らしさが香る優しい色も甘すぎず爽やかで、空間を活かした伸びやかな構図に絞りの滲みが美しく溶け込んでいます。作家作品らしい上質な個性を備えつつも着物が主張し過ぎることなく、着る人を品良く引き立たせてくれそうですね。細かく糸の通った丁寧な絞り、洗練されたカチンの筆に小倉さんの確かな技術が光る一枚、秋のお出かけにいかがでしょうか。