
銀座【帯3201】俵屋 喜多川製 袋帯「錦裂集帯」(柄名の栞付・三越扱い)
銀座【帯3201】俵屋 喜多川製 袋帯「錦裂集帯」(柄名の栞付・三越扱い)
上代華文、花鳥暈繝、菱唐花文、蝶鳥丸文、花亀甲文、菊七宝文、蝶華文、小華文、上代花鳥、小花唐草文、桐花草文、椿唐草文…十二種類もの錦の裂を集めて一本の帯とした錦裂集の袋帯です。まるで有職文様の見本帳のような贅沢な景色が広がるお品、それぞれが帯として充分な存在感を備えた複雑で多彩な色構成でありながら、新たなひとつの世界として見事にまとめあげられているのは、時代に洗い抜かれた色と文様だけが持つ共通性がゆえでしょうか。こちらは「有職織物」の重要無形文化財保持者として気品豊かな作品の数々を制作なさった喜多川平朗さん・俵二さん率いる西陣の名門・俵屋の作。室町の頃から高貴な装束の製織を担ってきた機ならではの典雅な名品、ぜひお手に取ってご覧くださいませ。