銀座【帯3213】西陣 ひなや製 唐組袋帯
銀座【帯3213】西陣 ひなや製 唐組袋帯
飛鳥から平安期の宝物などに見られる「組」の技法を二十年もの歳月をかけて復元、帯の制作へと繋いだことで知られる伊豆蔵明彦さん率いる西陣・ひなやさんの袋帯です。こちらは黒と金、そしてやや茶みを帯びたグレイの3色で複雑な唐組による文様が表現されたお品。帯締めなどで見られるうねるような色糸の流れが帯のかたちに大きく力強く迫ってきます。しっとりとした絹糸の感触をそのまま残したしなやかな締め心地も、組みの技法ならではのものですね。御物などに遺るいにしえの布の美しさをそのまま写した気品香る一点、訪問着など晴れやかな装いにいかがでしょうか。染めの着物のみならず、錦織など織りの着物にもとりわけ良く映えそうですね。