銀座【帯3308】龍村光峰作 本袋帯 銘「彩綾葡萄唐草文錦」

銀座【帯3308】龍村光峰作 本袋帯 銘「彩綾葡萄唐草文錦」

絹鼠色が近いでしょうか、柔らかなグレイ系の地に金糸に一部ラメ糸や銀糸を用いて、正倉院裂として名高い葡萄唐草文が高度な織りで表現された本袋帯です。淡いグレイと金を基調として色数を最小限に抑えることで、端正なモチーフの晴れやかな美しさをより際立たせたお品、気品香る典雅な景色が心華やぐ日の装いを清々しく引き締めてくれることと思います。こちらは初代龍村平蔵さんを祖父に、二代龍村平蔵さんを父として生まれ、古代裂の復元などに尽力なさった織物美術家・龍村光峯さんによる手機織のお品。丹念に手織られた本袋帯はしなやかに身に添い緩みがなく、お太鼓のかたちも実に綺麗に整います。ぜひこの機会にお手に取ってご覧くださいませ。