銀座【帯3310】西陣 若松華瑶作 袋帯 銘「佛国放牧文」

銀座【帯3310】西陣 若松華瑶作 袋帯 銘「佛国放牧文」

能装束の製作などでも名高い西陣の名機・若松華瑶さんのお品から、「佛国放牧文」と銘された袋帯です。赤墨色が近いでしょうか、深みのある焦茶系の地に愛らしい花々と共に羊飼いや羊たちの姿が細やかな織りで表現されています。唐織で織り上げられた古典意匠、という印象が強い若松華瑶さんの帯ですが、こちらは全く趣きの異なる西洋的なモチーフ。15世紀から16世紀頃のゴブラン織によるタペストリーに良く用いられた千花模様の影響を強く感じさせるとても贅沢で個性的な一点です。金糸遣いは控えめですので、本結城など上質な紬やドレッシーな織物に合わせて頂きますと、こちらの帯の魅力が存分に引き出されることと思います。着る人の拘りが光る洗練された着こなしをお楽しみ下さいませ。