銀座【着物2741】本場久米島紬 白色 藍濃淡 幾何文 (反端証紙付)
銀座【着物2741】本場久米島紬 白色 藍濃淡 幾何文 (反端証紙付)
生成色が近いでしょうか、ナチュラルなオフホワイトの地に藍の濃淡でシンプルな幾何絣が並べられた久米島紬の着物です。古来の技法そのままに図案から染め、織りまでの工程の殆どを織り手が一人でこなす久米島紬は、2004年にその技法が国の重要無形文化財に指定されています。従来は泥染めによる黒地のお品が中心でしたが、近年では染料となる植物が自生する恵まれた条件を生かし、多彩な草木染めの作品が生まれていますね。今回ご覧頂く着物は、爽やかな藍と白のコントラストがとりわけ美しい一枚。これまでの久米島とは全く趣きの異なるモダンなモチーフですが、意外なことに琉球王朝の時代から残る御絵図の復元柄とのこと。今見ても新鮮なデザインの完成度に驚かされますね。白地に藍の着物は、これからの季節にさぞかし清々しく映えることと思います。ぜひこの機会にお手に取ってご覧くださいませ。