銀座【着物2751】日本工芸会正会員 鈴木節作 紬織 着物 銘「瀬音」 (栞付) 

銀座【着物2751】日本工芸会正会員 鈴木節作 紬織 着物 銘「瀬音」 (栞付) 

温かみのある白の地に、淡いグレイからブルーのグラデーションを経絣の縞に置いた紬織の着物です。瑞々しく透明感のある彩りは草木染めによるものとのこと。縞の所々には浮織りも重ねられており、細く添えた優しい黄色が一層の爽やかさを運ぶ清澄な趣きのお品ですね。こちらは日本工芸会正会員として活躍なさる鈴木節さんの作で、平成29年 第48回東海伝統工芸展に出展なさった銘「瀬音」。所々途切れる経絣の縞が集まることで柔らかな輪郭の幾何文が現れるリズミカルな景色を眺めていると、澄み切った水が浅瀬を走る音がふと聞こえてくるよう…工芸会作家作品ならではの研ぎ澄まされた感性と手間暇を惜しまぬ丹念な仕事が創る静謐な世界を、お出かけや集まりにさらりとお楽しみ頂けましたらと思います。