銀座【着物2771】四代目上野真作 訪問着 松竹梅文 (落款入)
銀座【着物2771】四代目上野真作 訪問着 松竹梅文 (落款入)
京友禅の名門・上野家の四代目として活躍なさる上野真(二代目上野為二)さんの作品です。この方は友禅染の技術で初めて重要無形文化財保持者に認定された上野為二さんの作風を汲み、茶屋辻など端正な風景を中心とする精緻な糸目友禅の作品を究極の技術をもって世に出しておいでです。こちらはやや青みに寄せた淡藤色が近いでしょうか、オーキッドグレイ系の地に柔らかな淡彩の暈かしを置き、松竹梅や秋草が添えた典雅な茶屋辻文が、極細い糸目で丹念に表現された訪問着。清楚で控えめな柄置きながら、古典美を極めた静謐な世界は美しい緊張感に満ちており、どのような場面でも確かな存在感を見せてくれることと思います。ぜひこの機会にお手に取ってご覧くださいませ。