銀座【着物2810】本場結城縮 単衣 総亀甲詰 (反端証紙付)

銀座【着物2810】本場結城縮 単衣 総亀甲詰 (反端証紙付)

落ち着いた練色が近いでしょうか、灰黄みを帯びたオフホワイトの地に墨黒の細かな亀甲絣を詰めた軽やかな風合いの本場結城縮です。真綿から時間をかけて手でつむいだ糸を丹念に手機で織り上げられる織物が本場結城紬ですが、同じ糸に撚りをかけて織られたものが本場結城縮。作り手の方のお話では、繊細な手つむぎの糸に撚りをかける分、結城縮の糸はより高い品質を要求されるとのことで、平織りの本結城の生産も激減する中、縮織の本結城は本当に稀少なものとなってしまいました。目を凝らしてようやく捉えられるような極細かなシボのある地風は、本結城ならではの柔らかみを備えつつも肌につかず、特に単衣でお召しになればその極上の着心地に驚かれることと思います。ベイシックな総亀甲詰は帯の背景としても万能、季節の染め帯から織りの八寸、モダンな洒落袋など様々な帯合わせをお楽しみ頂けそうですね。新たな製織がますます難しくなるであろう逸品です。ぜひこの機会にお手に取ってご覧下さいませ。