銀座【着物2811】京都しょうざん製 単衣 生紬地訪問着
鳥の子色が近いでしょうか、落ち着いたベージュの肩裾に淡い湊鼠の暈かしを置き、枝垂れ桜や桐花、橘の枝などがシックな色遣いで表現された単衣の訪問着です。こちらは「京都しょうざん」さんのお品。上州赤城山麓産の座繰りで引いた玉繭糸を経緯に使用したさらりとして張りのある生紬は、しょうざんさんの代名詞のような素材で、とりわけ単衣時期にはその特徴ある爽やかな着心地をはっきりと実感頂けることと思います。クラシックな趣きの意匠を独特の素材感と渋みを効かせた彩りでモダンに表現したお品、洒落みが光る社交着として、様々な場面でお楽しみ下さいませ。