銀座【着物2850】石川県指定無形文化財 能登上布 蚊絣 (栞付)
銀座【着物2850】石川県指定無形文化財 能登上布 蚊絣 (栞付)
古来上質な苧麻糸の産地として知られる石川県の能登地方では、江戸期より布の生産が始まり、明治期以降には「能登上布」の名が上質な麻織物として全国に知られるようになりました。隆盛を誇った能登上布ですが、現在では羽咋市の山崎仁一さんの工房ただ一軒が残るのみとなっています。こちらは黒みを帯びた濃藍色の地にごく細かな薄藍の蚊絣を敷き詰めた、能登上布らしい精緻な技術が冴える着物です。ひんやりとした手触り、風を通す程良い張りが盛夏にも快適な着心地を約束してくれるお品、経糸緯糸共に紡績の苧麻糸(ラミー) を使用していますので、とても丈夫である点もうれしいですね。気軽にお楽しみ頂ける上質感のあるカジュアルスタイル、この機会にいかがでしょうか。