銀座【着物2876】千總製 振袖 (松屋扱い)
銀座【着物2876】千總製 振袖 (松屋扱い)
明度をぐっと落とした青丹色が近いでしょうか、やや灰みを帯びた落ち着いた黄緑系の濃淡で霞暈かしを置き、白上げの流水や雲取りに重ねて牡丹や菊花、松竹梅に桜、橘に秋草など四季折々の花木が淡彩で優美に表現された振袖です。絹糸の輝くような光沢やふっくらとしたボリュームが華やぎを運ぶ刺繍も其処此処に添えられており、上品な正統派古典意匠ならではの格調が光る美しい一枚ですね。振袖ではなかなか見かけないやや渋めのグリーンも清々しく、晴れやかなお席でも静かな存在感のある気品豊かな装いをお楽しみ頂けることと思います。こちらは創業460余年を誇る京友禅の名門・千總さんの作、どのようなお席でも安心してお召し頂ける、古典を知り抜いた指折りの老舗ならではの丁寧なお仕事のお品です。どうぞお手に取ってご覧くださいませ。