銀座【着物2886】本場久米島紬 単衣 媚茶色 無地 (証紙付・畳紙付)
銀座【着物2886】本場久米島紬 単衣 媚茶色 無地 (証紙付・畳紙付)
2004年に国の重要無形文化財にも指定された久米島紬は、琉球王府以来の技法をそのままに、糸染めから織りまでの工程の殆ど全てを織り手が一人でこなす、紬の原点ともいえる織物ですね。こちらは泥染めの穏やかな黒地に絣柄のお馴染みの久米島紬とはまた少し表情が異なり、媚茶色が近いでしょうか、草木から得た染料で染め上げた灰みを含んだ暗い黄みの茶系の色が趣深い無地の着物です。シンプルな無地ながら丁寧な手仕事が重ねられた布ならではの確かな力を感じさせ、ほっこりと温かみのある風合いや、草木染の落ち着いたシックなお色目が、作家物などの個性ある帯もしっかりと受け止めてくれます。本結城や大島をはじめとして各地の上質な工芸織物を扱う廣田紬さんの別誂えのお品で、名店として知られた銀座の呉服店・芥川さんの扱い、どうぞお手に取ってご覧くださいませ。