銀座【着物2896】本場結城紬 茶鼠色暈かし 萩の丸文 (証紙付)
銀座【着物2896】本場結城紬 茶鼠色暈かし 萩の丸文 (証紙付)
色を薄めた茶鼠色が近いでしょうか、灰みの強いベージュ系の斑暈かしの地に亀甲絣や蚊絣に絵絣を添えて、萩の丸文が配された本場結城紬の着物です。憲法色や藍色の濃淡による絣には、濃鼠色や蘇芳色が小さく効かせてあり、落ち着いた彩りに程良い甘さを添えていますね。本場結城紬は真綿から人の手でゆっくりとつむがれた特別な糸を経緯に用い、熟練の技術を持つ方々の手間暇を惜しまぬ丹念な仕事によって生み出される贅沢な織物です。あらゆる工程で丁寧な手仕事を尽くすことで、ふっくらと軽く暖かく、奥深い光沢を備えた絹という素材の素晴らしい特質が遺憾なく引き出された極上の布、ぜひこの機会にお手に取ってご覧くださいませ。