銀座【着物2917】丹波布 白茶色 格子文 (端裂付)
銀座【着物2917】丹波布 白茶色 格子文 (端裂付)
白茶色が近いでしょうか、こっくりとしたベージュの地に藍色と濃藍色の細縞を並べ、白の横段を重ねて格子とした丹波布の着物です。手紡ぎの木綿に一部絹糸を添え、草木で染めて手織りした縞や格子の素朴な布はかつて「しまぬき」と呼ばれ、兵庫県の青垣町周辺で製織されていました。大正期に一度姿を消しながらも、戦後足立康子さんを中心とする方々の尽力で見事に蘇った稀少な織物・丹波布。丹精込めた手仕事から生まれるふくふくとして温かな風合いの布は、水を通すほどに着る人に柔らかく寄り添い、年月を経るほどに味わいを深めてゆくことと思います。どうぞ末永くご愛用下さいませ。