銀座【着物2952】吉田美保子作 紬織 着物 銘「みかんの純心」(畳紙付)

銀座【着物2952】吉田美保子作 紬織 着物 銘「みかんの純心」(畳紙付)

浅黄や薄香から象牙色のあたりが近いでしょうか。明るさを残しながらも仄かに灰みを足した繊細な橙系や黄系の濃淡色に灰青色をほっそりと効かせて、微塵の格子が表現された紬織の着物です。こちらは染織作家 吉田美保子さんの作品で「みかんの純心」と銘されたお品。遠目からは発光しているような絹糸の輝きが美しい無地感覚の景色ですが、少し近づけば、その清澄な彩りが透明感のある様々な彩りを丁寧に重ねたものであることに気付きます。糸質の良さも素晴らしく、軽く握ってみればすっと手の動きに馴染みながらも程良い張りを残す風合いが絶妙で、身体に優しく寄り添い、極上の着心地を与えてくれることと思います。微笑ましい銘に相応しく、元気なビタミンカラーの要素を取り入れながらも、どこかデリケートな清々しさに「純粋」という言葉がぴたりと落ち着きますね。この方らしいしなやかな感性が煌めく、爽やかな装いをお楽しみ下さいませ。