銀座【着物2973】琉球花織 着物
銀座【着物2973】琉球花織 着物
深い藍色の地にシンプルな緯絣を絡めた明るい藍の縞を置き、間には華やかな彩りが小さな星のように瞬く幾何文が精緻な緯浮花織によって表現された着物です。沖縄には読谷山、首里、南風原、与那国や知花など各地に花織が伝えられており、技法が重なることから証紙が無い場合には断定はいたしかねますが、こちらは以前扱いましたお品と絣柄もモチーフの構成も非常に似通っておりますことから、読谷山花織と判断してよろしいかと思います。工芸色豊かな沖縄の染織品は、どの産地のものも丁寧な手仕事による景色に心和む温かさを感じますが、花織独特の清楚な可愛らしさはやはり印象的で、とりわけ多くの方から愛されていますね。着る人や年齢を選ばず長くご愛用頂ける名品、この機会にいかがでしょうか。