銀座【帯3666】久呂田明功作 紬地名古屋帯 松竹梅の図 (落款入)
銀座【帯3666】久呂田明功作 紬地名古屋帯 松竹梅の図 (落款入)
濃鼠色が近いでしょうか。灰みを帯びたごく深い紫系の紬地に松竹梅が生き生きと表現された名古屋帯です。黒みがかった暗い紫を背景に、鮮やかな紅や緑に白や金を効かせた花木がお太鼓から溢れんばかりに描かれたお品、力強い筆による重厚な景色は染め帯ながら高い格調を備え、凜として心洗われるような清々しさが感じられますね。こちらは江戸友禅作家・久呂田明功さんの作。かつて浦野理一さんの仕事を支えたことでも知られる先代からの作風を受け継ぎ、存在感のある着物や帯を創り続けておられます。繍い紋付の上質な無地紬などに合わせて頂けば、現代の着物シーンでは何かと重宝な一揃えとなりますし、お正月のお出かけやちょっとしたお祝いの会などにも活躍してくれそうですね。この機会にぜひお手に取ってご覧くださいませ。