銀座【着物3040】付下げ 江戸鼠色 松竹梅に敷き松葉の図
やや彩度を上げた江戸鼠色が近いでしょうか、温かみのある赤みの薄茶地に霞のようにも見える横長の松皮菱の場を取り、繊細な刺繍を添えて松竹梅や亀甲花菱、七宝や花唐草などを配した付下げです。繊細な筆による敷き松葉が一層の風情を誘う優雅な趣きのお品、抑えた表現ながら随所に丁寧な仕事が尽くされた上質な社交着ですね。格調高く祝意豊かな意匠がさりげなく配されていますので、帯合わせ次第で改まったお呼ばれ、お茶の席から晴れやかな式典まで様々な場面で活躍してくれそうです。気品に満ちた景色が着る人を清々しく引き立ててくれる一枚、この機会にいかがでしょうか。