銀座【帯3812】吉岡常雄作 紬地染名古屋帯 (落款入)
銀座【帯3812】吉岡常雄作 紬地染名古屋帯 (落款入)
両縁にほんのりと桃色を添えた象牙色の紬地に、長刀鉾や放下鉾など祇園祭の山鉾が雲取りと共にさらりと描かれた染名古屋帯です。節立った上質な紬地の質感に洒脱な筆が映えるお品、こちらは江戸時代から続く「染司よしおか」の吉岡常雄さんの作。上代染色や天然染料の研究で良く知られたこの方の作品は、貝紫染めを筆頭に夾纈の復元など多岐にわたり、こちらも軽妙な景色の中に手のかかった贅沢な仕事が尽くされた稀少な一点です。個性ある紬やシンプルな小紋にすっきりと合わせて頂きたい、モダンな存在感が光る染め帯、ぜひお手に取ってご覧くださいませ。