銀座【着物3122】本場結城紬 単衣着物 絹鼠色 雪輪文

銀座【着物3122】本場結城紬 単衣着物 絹鼠色 雪輪文

絹鼠色が近いでしょうか、仄かに黄みを含んだ淡いグレイの地に雪輪文を散らした本場結城紬です。長く愛されてきた雪輪のモチーフがふわりと浮かぶシンプルな景色は、合わせる帯や着る方を選ばずさまざまな着こなしをお楽しみ頂けますね。こちらの絣は160亀甲という細かさ。4cmの間に17個以上の亀甲が見事な技術でかちりと織り上げられており、目を凝らしてようやくかたちを捉えられるような極小の絣が並べられたお品です。現在流通している本結城は80から100亀甲のものが殆どで、160亀甲は生産数も非常に少なく目にすることも稀な逸品。ここまで繊細な絣ですと絣付けや染め、地機織りの技術はもちろんのこと、先ずは特別に細い極上の糸を要するとのこと。骨身を惜しまぬ仕事が重ねられる本結城の全ての工程で、一層の手間暇がかけられた貴重な一枚です。本結城独特のふんわりとした軽やかさや柔らかな風合いもやはり群を抜いており、とりわけ単衣仕立てでは手に触れ、肩に掛ける度にその優しさに心癒やされることと思います。ご紹介も難しい最高峰の本結城、どうぞ長く大切にご愛用下さいませ。