
銀座【着物3123】曽根武勇作 西陣御召 単衣着物 茶鼠色 縞 (反端付)
銀座【着物3123】曽根武勇作 西陣御召 単衣着物 茶鼠色 縞 (反端付)
やや明度を落とした茶鼠色が近いでしょうか、穏やかなグレージュ系の地にごく細い縞を置いた西陣織の着物です。こちらは緯糸に御召緯と呼ばれる強撚糸と紬糸が一段毎に織り込まれた上代御召、御召独特の程良い張りやさらりとした風合いに加え、所々に覗く小さな節が趣深いお品です。遠目からは無地に見えるようなシンプルな縞ですので、季節の染め帯から洒落袋帯など帯合わせも幅広く、御召独特の質感がすっきりと端正な着姿を創ってくれることと思います。かつて公家の装束などを製織していた西陣の高度な技術を守り続ける伝統工芸士・曽根武勇さんによる、確かなお仕事がなされた一点。ぜひこの機会にお手に取って、その爽やかな着心地をお確かめ下さいませ。