銀座【帯3830】南風原花織 名古屋帯 (反端証紙付)

銀座【帯3830】南風原花織 名古屋帯 (反端証紙付)

色を薄めた灰梅色が近いでしょうか、シャンパンベージュにほんの少しピンクを溶かしたような繊細なお色が美しい南風原の花織の名古屋帯です。地色と同色の緯糸浮織によってシンプルな幾何文様が表現されており、光の加減で小さなモチーフがほんのりと浮かび上がる、無地感覚の使いやすいお品ですね。ハイオ花織は両面使用ができる花織で、50年以上も前にアメリカ人のウィリアム・ハイオ神父さんの指導によって南風原に伝えられた技法という経緯から命名されたとのこと。沖縄に古くから伝えられる花織とはまた系譜が異なるようですが、多彩な技術によって広がる豊かな表現力に南風原という産地の力が感じられますね。紬や小紋の装いにいかがでしょうか。