銀座【着物3135】千總製 単衣訪問着 黒色 桔梗に鷺草の図 (落款入)
仄かな竪しぼが浮かぶ深い黒の地に流れるように蝋叩きの場を置き、真っ直ぐに伸びる桔梗や鷺草の花をすっきりと配した単衣の訪問着です。桔梗の僅かな青や葉の緑の他には色を抑え、銀彩の縁取りや銀糸の刺繍の煌めきを生かした景色が涼やかですね。こちらは創業460余年を誇る京友禅の名門・千總さんの作、古典を知り抜いた指折りの老舗ならではのモダンなアレンジに上品な存在感が光ります。上質な単衣の社交着はご紹介できる数も限られます。お探しの方、ぜひこの機会にご覧くださいませ。