銀座【着物3147】四代目上野真作 訪問着 利休白茶色 風景図 (落款入)

銀座【着物3147】四代目上野真作 訪問着 利休白茶色 風景図 (落款入)

京友禅の名門・上野家の四代目として活躍なさる上野真 (二代目上野為二) さんの作品です。この方は友禅染の技術で初めて重要無形文化財保持者に認定された上野為二さんの作風を汲み、茶屋辻など端正な風景を中心とする精緻な糸目友禅の作品を究極の技術をもって世に出しておいでです。こちらは明度を落とした利休白茶色が近いでしょうか、落ち着いた淡いベージュ系の地に裾濃暈かしを置き、木立に田舎家などを添えた典雅な茶屋辻文が、極細い糸目で丹念に表現された訪問着。背中から帯下にもほとんど空間を置かない贅沢な構成のお品ですが、古典美を極めた世界は華美には走らず、静かな格調が着る人を包んでくれることと思います。どのような場面でも安心してお召しいただける一枚、ぜひこの機会にお手に取ってご覧くださいませ。