銀座【着物3151】下井紬 淡黄色 格子文 (反端 証紙付 夏物)
銀座【着物3151】下井紬 淡黄色 格子文 (反端 証紙付 夏物)
下井紬は長野県飯田市にて、下井伸彦さんの手で生み出される紬織物。もともと信州紬の産地として知られた飯田地方ですが、糸質や風合い、草木染に拘り、工程の全てをお一人でなさっているという下井さんの作品は、作家作品として高い評価を受けていますね。こちらは淡黄色と鳥の子色が近いでしょうか、芒や梅、玉葱から得た柔らかな黄色の濃淡を不規則な横段に置いたお品。夏用に選び抜かれた糸による独特の風合いは、強撚糸のような張りとは異なる涼やかさを備え、さらさらとしながらもふっくらとした柔らかさのある質感は他にはない心地良さです。透明感のある美しい彩りを生かしたシンプルな柄ゆきは合わせる帯を選ばず、単衣から夏を通して朗らかな装いをお楽しみ頂けることと思います。ぜひお手元でご覧くださいませ。