銀座【帯3873】西陣 河村織物製 絽綴れ 八寸名古屋帯

銀座【帯3873】西陣 河村織物製 絽綴れ 八寸名古屋帯

鳩羽鼠色が近いでしょうか、灰みがかった薄紫系の絽綴地に緩やかなラインで練色の場を置き、金銀糸に白糸で風に揺れる芒の姿が配された夏帯です。こちらは手織りに拘った上質な帯づくりで知られる西陣の名門機屋・河村織物さんの作。爽爽とした秋風を想起させる趣豊かな芒原の景色が、金銀糸で気品豊かに織り上げられていますね。確かな技術に裏付けられた高い表現力や、しっかりとした張りを備えながらもしなやかな締め心地は、やはり河村さんならではのお仕事と思います。芯の入らない絽綴れの八寸は通気性が良く盛夏にも快適ですが、金銀を用いたものは八寸のかたちながら格調があり、改まったお席やパーティなどの装いに安心してお使い頂けます。単衣から夏を通して幅広い場面で重宝頂ける一点、ぜひこの機会にお手に取ってご覧くださいませ。