銀座【着物3165】本場結城紬 薄墨色暈かしに雪輪花文 (反端 証紙付)

銀座【着物3165】本場結城紬 薄墨色暈かしに雪輪花文 (反端 証紙付)

薄墨色を斑濃に置いた地に、亀甲や蚊絣による雪輪文を飛び柄に散らした本場結城紬の着物です。雪輪文には控えめな挿し色と共に小さな花葉が配されており、地色に溶け込みながらも景色に上品な女性らしさを添えるアクセントとなっていますね。本場結城紬は真綿から人の手でゆっくりとつむがれた特別な糸を経緯に用い、熟練の技術を持つ方々の手間暇を惜しまぬ丹念な手仕事によって生み出される贅沢な織物です。あらゆる工程で大切に慈しまれた布には、ふっくらと軽く柔らかく、奥深い光沢を備えた絹という素材の素晴らしい特質が遺憾なく引き出されていますね。こちらは画像でもご覧頂けます通り、百亀甲の細かな絣の一つ一つが見事に揃っており、関わった作り手さんの高度な技が推し量られる優品です。ぜひこの機会にお手に取ってご覧くださいませ。