銀座【帯3906】宮古上布 名古屋帯 (反端 証紙付)
銀座【帯3906】宮古上布 名古屋帯 (反端 証紙付)
経緯に手績みの苧麻糸を用い、植物染料で染め、手機で織り上げられた宮古上布の名古屋帯です。こちらはナチュラルな亜麻色の地に深い藍色の場を取り、点のように細かな緯絣でおおぶりの松が表現されたお品。黒みを帯びた藍の色と絣の味わいを生かした景色には、伝統的な宮古上布の着物の魅力がそのまま帯へと映し出されていますね。現代の作品として目にする宮古上布の帯は、草木染による清澄な彩りのモダンな作品がほとんどのように思いますが、このようにどこかクラシックな趣きのお品もとても味わい深く、カジュアルでありながらも装いに高い格調を与えてくれそうです。時間と手間を惜しまぬ人の手がつくる贅沢な夏帯、上布や夏紬などの着物に合わせて、手績みの苧麻糸ならではのひんやりとして清々しい手触りをお楽しみ下さいませ。