銀座【着物3194】能登上布 細縞 (紙札付)

銀座【着物3194】能登上布 細縞 (紙札付)

古来上質な苧麻糸の産地として知られる石川県の能登地方では、江戸期より布の生産が始まり、明治期以降には「能登上布」の名が上質な麻織物として全国に知られるようになりました。隆盛を誇った能登上布ですが、現在では羽咋市の山崎仁一さんの工房一軒が残るのみとなっています。今回のご紹介は黒みを帯びた濃藍色の地に細い薄藍の縞を配したシンプルな着物。ひんやりとした手触り、風を通す程良い張りが盛夏にも快適な着心地を約束してくれるベイシックな一枚です。無地感覚でお召し頂ける細縞は帯合わせも自在。経糸緯糸共に紡績の苧麻糸(ラミー) を使用していますので、夏きものの初心者の方も、様々な機会に気軽にお召し頂けることと思います。ぜひお手に取ってご覧くださいませ。