銀座【帯3920】八重山上布 名古屋帯 (反端 証紙付)
銀座【帯3920】八重山上布 名古屋帯 (反端 証紙付)
ぎりぎりまで彩度を落とした薄卵色が近いでしょうか。仄かに赤みを帯びた淡いベージュ系の地に紅露から得た柔らかな赤みの茶色で細縞や大らかな経絣を配した八重山上布の九寸名古屋帯です。沖縄の石垣島で古くから織り継がれてきた八重山上布は、宮古島の上布と共に歴史に磨かれた技術が生み出す上質な麻織物。かつての白上布のイメージとは異なり、現在の八重山上布は島に自生する豊富な植物から生まれる瑞々しい彩りの作品が主流となっています。色数を抑えた力強い構成は合わせる着物の色柄を選ばず、程良い野趣を備えた清涼感のある布味が装いを爽やかに引き立ててくれることと思います。アトリエMORIさんの作、ぜひお手にとってご覧くださいませ。