銀座【帯3926】能登上布 八寸名古屋帯 (反端 証紙付)
銀座【帯3926】能登上布 八寸名古屋帯 (反端 証紙付)
古来上質な苧麻糸の産地として知られる石川県の能登地方では、江戸期より布の生産が始まり、明治期以降には「能登上布」の名が上質な麻織物として全国に知られるようになりました。隆盛を誇った能登上布ですが、現在では羽咋市の山崎仁一さんの工房一軒が残るのみとなっています。こちらはその山崎さんの工房の作、灰青色の地に藍濃淡で網代風のシンプルな幾何絣が置かれた八寸名古屋帯です。芯の入らない八寸は夏に重宝いたしますが、風を通す程良い張りがあり、ひんやりとした手触りの苧麻素材でしたら一層快適ですね。シックな中間色は合わせる着物の色柄を選ばず、夏紬や上布に合わせて気軽にお楽しみいただけることと思います。