
銀座【着物3206】石川県指定無形文化財 能登上布 亜麻色 十字絣 (畳紙 反端 証紙付)
銀座【着物3206】石川県指定無形文化財 能登上布 亜麻色 十字絣 (畳紙 反端 証紙付)
古来上質な苧麻糸の産地として知られる石川県の能登地方では、江戸期より布の生産が始まり、明治期以降には「能登上布」の名が上質な麻織物として全国に知られるようになりました。隆盛を誇った能登上布ですが、現在では羽咋市の山崎仁一さんの工房ただ一軒が残るのみとなっています。こちらはその山崎さんの工房の作、色を薄めた亜麻色が近いでしょうか、ごく淡いベージュ系の地に黒に近いほどに色を深めた藍色で十字絣を整然と並べたお品。能登上布らしい精緻な技術を活かしたシンプルな着物です。ひんやりとした手触り、風を通す程良い張りが盛夏にも快適な着心地を約束してくれる一枚、経糸緯糸共に紡績の苧麻糸(ラミー) を使用していますので、とても丈夫で扱い易く、初めて上布をという方も気軽にお楽しみ頂けます。どうぞお手に取ってご覧くださいませ。