銀座【帯3947】たつむら製 紗袋帯 銘「七宝からくさ」

銀座【帯3947】たつむら製 紗袋帯 銘「七宝からくさ」

霞色が近いでしょうか、灰みを帯びた淡い紫系を背景に、金糸や白糸の合間に小さく赤朽葉色を効かせて七宝文や唐草文を細やかに表現した夏の袋帯です。透け感の強い繊細な紗織りは裏に渡った様々な糸がさざ波のように映り、とても涼やかな印象ですね。静かな色遣いながら金糸煌めく端正な景色は、高い格調と存在感を備えており、改まったお席やパーティなどの装いを気品豊かに引き立ててくれることと思います。こちらは贅を尽くした重厚な帯づくりで知られる西陣の名門・龍村美術織物さんの作。緻密な織りから生まれるしなやかな地風は締めやすさも群を抜いており、お太鼓も美しく決まります。ぜひこの機会にお手に取ってご覧くださいませ。