銀座【帯3952】丹波布 九寸名古屋帯

銀座【帯3952】丹波布 九寸名古屋帯

僅かに彩度を上げた路考茶色が近いでしょうか、こっくりとしたベージュの地に亜麻色や白橡色、濃藍や縹色の格子を配した丹波布の九寸名古屋帯です。手紡ぎの木綿に一部絹糸を添え、草木で染めて手織りした縞や格子の素朴な布はかつて「しまぬき」と呼ばれ、兵庫県の青垣町周辺で製織されていました。大正期に一度姿を消しながらも、戦後足立康子さんを中心とする方々の尽力で見事に蘇った稀少な織物・丹波布。丹精込めた手仕事から生まれるふくふくとして温かな風合いの布は、控えめな表情ながら心癒やされるような美しさを備え、紬や木綿絣などの装いを力強く引き立ててくれることと思います。お使いになる人に親しく寄り添い、共に歳を重ねるほどに味わいを深めてゆく名品、どうぞ永くご愛用下さいませ。