銀座【着物3273】日本工芸会正会員 小倉淳史作 本場結城紬地 訪問着 (反端 色紙付)

銀座【着物3273】日本工芸会正会員 小倉淳史作 本場結城紬地 訪問着 (反端 色紙付)

淡い薄卵色が近いでしょうか、仄かな赤みが温かな趣きの紬地に大きく流れるように松の枝を配し、楓や葵などの葉をモチーフとした辻ヶ花文が詰められた優雅な訪問着です。こちらは父・建亮さんから引き継いだ技術を基に、更なる辻が花の美を追究なさる日本工芸会正会員・小倉淳史さんの作品で銘「朝焼け」。銘の通り、背景の色に感じられる仄かな赤みには、まさに夜が明けたばかりの空の色が確かに映し出されていますね。淡い茶鼠系、紫鳶や老竹などシックな彩りを絶妙の配分で効かせた景色に、正統派の辻ヶ花ならではの格調が香るお品。ごく細かな絞りの針跡が残る染め際の滲みの美しさや精緻なカチンの筆に、この方ならではの円熟の技が存分に生かされた大作です。迫力ある景色ながら、ふと香る柔和な趣き、親しみやすさは素材に用いられた本結城のちからでしょうか。段々と冬へと向かってゆくこれからの季節には、本結城の軽やかな風合いと暖かさも大きな魅力ですね。小倉さんの辻が花の世界を存分にお楽しみいただける逸品、ぜひお手に取ってご覧くださいませ。