銀座【帯4050】柳崇作 織名古屋帯 卵色 縞 (畳紙付)   

銀座【帯4050】柳崇作 織名古屋帯 卵色 縞 (畳紙付)   

今では大変稀少になってしまった国産の絹を用い、撚糸や精錬の段階から全ての工程をご自身で手掛ける染織作家 柳崇さんの作品です。戦後急激に衰えた民芸織物や工芸的染織を支え育て、今の時代へと繋いだのが父 柳悦博さん。その仕事は崇さんにしっかりと受け継がれ、妥協のない究極の手仕事から生まれる見事に洗練された着物や帯が高い評価を受けています。こちらは淡黄色に 柴染色、象牙色や松葉色を縞に配した織名古屋帯。シンプルな間道柄ながら、美しい色を載せて深みある光を放つ絹糸、滑らかでこしのある布味が際立ち、すっと目を惹く確かな存在感を備えています。程よい明るさのあるお色目は無地に合わせてもすっきりと決まり、柄ものの着物ならば効かせ色にも、また引き締め役としても活躍してくれそうですね。どちらかと言えばカジュアルに走りがちな縞の帯、こちらのような品格のある端正なお品はとても稀少ですね。紬や小紋などの装いにいかがでしょうか。