銀座【帯4118】北川弘繪作手紡木綿八寸名古屋帯「メトロＡライン」(紙札付)

黒と銀煤竹色に象牙色、シックな三色と複雑な紋織で端正な幾何文が表現された八寸名古屋帯です。こちらは出雲織の青戸柚美江さんに師事なさったのち、倉敷の工房にて木綿織物の製作を続ける染織作家北川弘繪さんの作。糸紡ぎから草木による染め、織りまでの全てをお一人でこなしておいでの作り手さんです。ふっくらとした手紡木綿糸ならではの温かな布味を備えながらも、素朴とはひと味異なる洗練された表情が北川さんの帯の個性。時間や手間を惜しまず丹念に手が掛けられたお品はそのモダンな美しさとともに、画像のような光沢感のある織物にもさらりと寄り添う高い品格を持ち合わせています。紬や小紋などの装いに豊かな工芸の色を添えてくれる力強い一点、ぜひこの機会にご覧くださいませ。